子育て・心育てのエッセンス

秋の散策を楽しもう!

教育 2024年11月27日

秋の散策を楽しもう!

 

今回は、浩美がお伝えします。

暑く長い夏がようやく終わりになりそうです。

気持ちがいい、過ごしやすい『秋』の季節が到来。

玄関のドアを開けると、金木犀の香りが、よりいっそう秋の訪れを感じさせてくれます。

お散歩には、最適な季節です。

 

歩くことは、身体にとってとても良いということは、よく聞くことと思います。

大人にとっては、新陳代謝が向上し、肥満の解消やダイエットにつながる・心肺機能が向上し血流が良くなることで肩こりや腰痛が改善する・交感神経と副交感神経のバランスがとれ、自律神経が整う…など良いことだらけです。

大人はもちろん、子どもにとっても『歩く』ことはとても大切になってきます。

歩くことで、五感が刺激され、脳の神経細胞が活発に働くため記憶力や想像力、発想力、頭の回転が良くなります。また、筋肉を使うことで脳に酸素が行き渡り、注意力や思考力、意欲などが向上します。

しかし、ベビーカーや交通手段が発達し、私たちはなかなか『歩く』ということをしなくなってきています。

意識して、歩くことをお勧めしたいと思います。

普段は近所のお散歩。

心地よい風(風を感じる)葉っぱの色付き・咲いているお花・猫や犬(視覚で見る)金木犀の香りや家々からの香り(香りを嗅ぐ)鳥の鳴き声・動物の鳴き声・聞こえてくる様々な音(音を聞く)などなど。

ちょっと五感を澄ますだけで、いつもは気づかないこと、違った景色の発見にもなります。

時には、お出かけをして、森や山へ、お散歩。

森(山)の心地いい風・葉っぱや落ち葉集め、ドングリ拾い、虫の観察、キノコの観察など・森(山)の香り・鳥や虫、風の音…

葉っぱの形比べ、違う種類のどんぐり、何と言う名前?何の虫?キノコの名前は?など

たくさんの学びもあります。子どもの「何?」「どうして?」が溢れてくる様子が目に浮かびます。

また、森(山)の中は、平坦な道だけではありません。木の根が出ていたり、土がぬかるんだり、石があったり…。そんな中を自分でバランスをとりながら歩くことは、体幹も育てられ、とってもいいことです。

 

こんなにも良いことだらけの『歩く』

過ごしやすくなった今の時期に、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。