
子育て・心育てのエッセンス
秋の散策を楽しもう!

秋の散策を楽しもう!
今回は、浩美がお伝えします。
暑く長い夏がようやく終わりになりそうです。
気持ちがいい、過ごしやすい『秋』の季節が到来。
玄関のドアを開けると、金木犀の香りが、よりいっそう秋の訪れを感じさせてくれます。
お散歩には、最適な季節です。
歩くことは、身体にとってとても良いということは、よく聞くことと思います。
大人にとっては、新陳代謝が向上し、肥満の解消やダイエットにつながる・心肺機能が向上し血流が良くなることで肩こりや腰痛が改善する・交感神経と副交感神経のバランスがとれ、自律神経が整う…など良いことだらけです。
大人はもちろん、子どもにとっても『歩く』ことはとても大切になってきます。
歩くことで、五感が刺激され、脳の神経細胞が活発に働くため記憶力や想像力、発想力、頭の回転が良くなります。また、筋肉を使うことで脳に酸素が行き渡り、注意力や思考力、意欲などが向上します。
しかし、ベビーカーや交通手段が発達し、私たちはなかなか『歩く』ということをしなくなってきています。
意識して、歩くことをお勧めしたいと思います。
普段は近所のお散歩。
心地よい風(風を感じる)葉っぱの色付き・咲いているお花・猫や犬(視覚で見る)金木犀の香りや家々からの香り(香りを嗅ぐ)鳥の鳴き声・動物の鳴き声・聞こえてくる様々な音(音を聞く)などなど。
ちょっと五感を澄ますだけで、いつもは気づかないこと、違った景色の発見にもなります。
時には、お出かけをして、森や山へ、お散歩。
森(山)の心地いい風・葉っぱや落ち葉集め、ドングリ拾い、虫の観察、キノコの観察など・森(山)の香り・鳥や虫、風の音…
葉っぱの形比べ、違う種類のどんぐり、何と言う名前?何の虫?キノコの名前は?など
たくさんの学びもあります。子どもの「何?」「どうして?」が溢れてくる様子が目に浮かびます。
また、森(山)の中は、平坦な道だけではありません。木の根が出ていたり、土がぬかるんだり、石があったり…。そんな中を自分でバランスをとりながら歩くことは、体幹も育てられ、とってもいいことです。
こんなにも良いことだらけの『歩く』
過ごしやすくなった今の時期に、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。